【レザークラフト】キーホルダー製作記【切り方/縫い方】
こんにちは、レザークラフトをはじめたさくのすけです。
最初の一作として、キーホルダーを製作しました。
今回は「切る/縫う」の基本技能の習得を目的にしたチョイスです。
製作前の道具調達等はこちらから。
ここで買った道具はあるものとして解説します。
関連記事:
レザークラフト始めるならつべこべ言わずに入門書を買った方がいい - 理系院生の一人暮らし備忘録
【レザークラフト初心者】揃えるべき道具と買うべき場所まとめ - 理系院生の一人暮らし備忘録
はじめる前に
今回使った革はこちら
ハンズで362円で買った200g牛革ハギレ(端っこの小さい部分の詰め合わせ)です。
いろんな色や質感のものが置いてあって楽しかったです。
1 型紙を作って切る
型紙を作ります。今回の形は適当です。
4つ折りにしたコピー紙を切って作りました。
それをあてて、銀面(革の表面)に100均で調達したキリで跡をつけます。
別たちで切ります。カッターでもいいそうですが、今回やった感じだと絶対に別たちの方がいいです。
綺麗に切るのは結構難しい。
刃を倒すと断面が斜めになるので、刃は動かさずに、革を奥へ送るように動かして切ります。
切れた。
2. 接着剤で貼り合わせ
中心の3cmを残して接着剤をつけるので、まずは床面(裏側)の境界にキリで線を引きます。
輪っかを通してから、ヘラの先っぽの方で接着剤を両側に塗ります。
輪っかはハンズで買いました。25mm径で2個入り85円。
つけました。まあまあいい感じ。
3. 目打ち
レザーは硬いので、先に穴をあけてから縫います。
ヘリ磨きの先はこんな感じの溝になっているので
こんな感じで縫う跡をつけます。
その線の上に、菱目打ちで、まずは軽く穴をあける位置の目印をつけます。
直線は4本、曲線は2本を使って、ひと穴被せながら等間隔になるように打っていきます。
その後、ゴム板の上でハンマーで菱目打ちを叩いて穴をあけます。
4. 縫う
まずは糸と針の使い方です。
ロウ引き糸を縫う距離の3~4倍取ります。
通して
端から5㎝くらいのところに針先を刺します。
刺した部分を端に寄せます。
これを糸の両側でやります。針をに2本使って縫うんですね。
縫います。
通して
端の1つ目の穴に固結びのようにひっかけたあと、2つ目の穴にひと針目。
今刺した針を針1、写真上側の面を表とします。
今針1を通したところと同じ穴に、針2を裏から通します。
1つの穴に2本の糸が通ることになります。
今通した針2が縫い進める方向に前方側に来るように刺します。
あとはこれのくり返し。
次の穴(3穴目)に表側から針2を通し、同じ穴(3穴目)に裏側から針1を通します。
最後に端っこはこんな感じで3mmくらい残して、3秒くらいライターであぶって糸についているロウを溶かして、ライターを使って押し付けることで止めます。
今回は失敗したので見せません。(笑)
縫えた。
5. コバを磨く
革を切った切り口(コバ)はこのままでは汚いので処理します。
まずはやすりで削って口を揃えます。(写真撮り忘れ)
その後、コバを水で軽く濡らして、綿棒でトコノールを塗ります。
1~2分して半乾きになったら、ヘラでゴシゴシして磨きます。
あら綺麗。(比較画像のないポンコツブログでごめんなさい)
完成
まあ初めてにしては上出来でしょう。
今日の備忘録
とりあえず一通りのことはできました。気が付いたことがあれば随時加筆します。
次回はカードケースを作りたいと思っています。