食ったログ|伊勢廣(京橋駅)
友人に勧められて気になっていたが、何度か夜の予約をトライするも振られ続け、行く行く詐欺をしていた焼き鳥屋さん。土曜のランチでトライしてみた。
アクセス/混雑状況
京橋駅、東京駅八重洲口からほど近く。 土曜の昼時、11:30開店にあわせて11:20ごろ到着したが、既に15人ほどの列。少し余裕をもって1巡目に入れたようである。
店内/サービス
既に更地となっていてるお向かいの移転元から、移転時に新しく建てたと思われる4階建ての建物すべて伊勢廣の店舗のようである。客席は1~3階。3階に通されたが、カウンターと個室に加え、階段3段ほど高いところから小窓を通してカウンターを見下ろせる、2人掛けのコックピットのような珍しい造りの席があった。(伝わる???) 少々色っぽいライティングも相まって、カップルには良さそうだがオッサン二人がここに通されるのは少々しんどいかも、、と思ってしまった。
注文したメニュー
- 焼鳥7本定食(ささみ、砂肝、葱巻、団子、もも肉、皮身、肝類)
感想
ランチは、ご飯の上に焼鳥が乗った焼鳥丼と、ご飯・香の物・鳥スープと焼鳥がセットの焼鳥定食が選べる。 定食は5~9本が選べるが、「6本定食」は「5本定食に含まれる5本+皮身」、といった具合に一つ下から順々に1本ずつ別の種類が追加されるシステムで、追加されていく串どれもが魅力的に見えてしまい、胃袋のキャパ見積もりと”そのもう1本も食べたい欲”のケンカが起こる。レバーがどうしても食べたかったため、当方は7本を選んだ。
特に印象に残ったのは、最初に提供された「団子(つみれ)」と、 「ささみ」(写真一番上)、「砂肝」(写真一番下)。
団子は、とにかく炭の風味がすごい。1本目でこれでもかというほどの香りで先制パンチを食らう。これだけ炭の香りが香ばしいにもかかわらず、焼きはやや控えめで、中はふっくらジューシーの両立ができているのがすごい。脂のうま味を引きたてる、ややはっきり目の塩味がご飯を進ませる。
ささみもふっくら。火入れが絶妙で、こちらは香ばしさ控えめ、上にのっているわさびと相性◎だった。 砂肝も最低限の火入れで、中のレア感が素晴らしかった。
総括
席数も多く、コントロールが難しそうな中、総じて火入れの上手なお店だなと感じた。 3000円弱でこのクオリティの焼鳥をいただけるのは驚きで、予約さえ取れればまた夜も伺いたいお店である。
店舗情報
伊勢廣 京橋本店 (焼き鳥 / 京橋駅、宝町駅、東京駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
以上
食ったログ・聴くログ|ジャズ オリンパス! (神保町駅)
土曜の昼下がり、ランチのあと、外で音楽を聴きながらコーヒーを飲みたいなと向かった神保町のBIGBOYが臨時休業。 音楽欲を諦めきれず、気になっていたこちらに訪問。
アクセス/混雑状況
神保町駅・新御茶ノ水駅からほど近く。 土曜の13時過ぎだが、6つほどある二人掛けテーブルはほぼ満席、真ん中にある大きい10人掛けくらいのテーブルには1人客が4人ほどいた。リスニングタイム中は席移動OKなのもありがたい。入店時にあまりリスニングに適さない座席しか空いていなかったとしても、希望すればのちほど席を移動できる。
店内/サービス
営業時間を食事向け営業と、リスニングタイムと銘打った音量大き目営業に区切っているそうである。当方が訪問した時間帯はリスニングタイムだった。(土曜は終日リスニングタイム)
ジャズバー/喫茶の類ではかなり音量大き目、会話も控えめルールが敷かれており、集中して音楽を楽しむには大変良い環境だった。
注文したメニュー
- マサラチャイ
- コーヒー
感想
JBL オリンパスから流れる大音量ジャズはなかなかの迫力。ツイーターがかなり良い仕事をしており、ジャズドラムのブラシやフィルインがかなり映え、聞き入ってしまった。
今回は食事後だったためいただくことができなかったが、スパイスの利いたカレーが有名なようである。(タモリ氏も絶賛とか)
注文したマサラチャイは、スパイス使いが上手なお店なのか、マスク越しにもシナモンの香りが非常に強く、口に含んだ香りと味のバランスも大変よく、ジャズ喫茶でなくともこのドリンクのためにまた来たいと思う、好みの一杯であった。
ホットコーヒーは苦み控えめ、酸味強めの一杯であった。 カップアンドソーサーはノリタケのホワイトで統一されていたが、どれも好みだったため家にも購入したくなってしまった。。
総括
ジャズを心置きなく楽しむための店づくりが行き届いており、客層もリスニングを楽しんでいる方ばかりで大変落ち着いていて良かった。定期的に訪問したい。 滞在中にかかっていたBill EvansのIsraelが大変すばらしく、店を出たのちは御茶ノ水にこの曲を探しにレコ堀りに向かったのであった。
店舗情報
ジャズ オリンパス! (喫茶店 / 新御茶ノ水駅、小川町駅、神保町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
以上
食ったログ|ホルモン青木 亀戸店(亀戸駅)
ホルモン激戦区、亀戸駅周辺の二大名店の一角、ホルモン青木に訪問した。
アクセス/混雑状況
亀戸駅から徒歩すぐ。近隣に亀戸ホルモン・亀戸餃子といった名店立ち並ぶ飲み屋街の一角にある。 比較的待つため、可能であれば予約して訪問したい。
店内/サービス
母屋+離れのようなところもあり、席数は比較的多め。炭火焼きで店内は煙で充満しているが、荷物入れ用のビニール袋は提供される。提供スピードは驚くほど速いが、訪問した日はキムチやドリンクなどすぐ出てきてほしい注文をいくつか忘れられ、思い通りの順番に食せなかったのは少々残念だった。
注文したメニュー
- キムチ
- 牛塩タン+きざみネギ
- 秒殺ロース(醤油)
- ホルモン(塩)
- シマチョウ
- 冷麺
感想
近隣に位置し、比較もされやすい亀戸ホルモンより価格帯的に1~2割安く、予約もできるため友人とワイワイ食事をするのによく向いていると感じた。ホルモンの鮮度や脂の質は高いが、よく比較される亀戸ホルモンで提供されるホルモンと比べると、亀戸ホルモンにやや軍配が上がるような印象であった。
キムチ
うま味が強く、辛さも程よい。かなり美味い部類キムチだと感じた。カクテキ・きゅうり・白菜等数種類をミックスしてくれているのもうれしい。
牛塩タン+きざみネギ
オーダーの際に「ネギ付けますか?」と聞かれたため反射的に「はい」と答えたが、明細を見るとちゃっかり110円チャージされていた。濃い目のタレに細かめに刻まれたネギが和えられており、タンとよく合い良かったため、再訪時は追加料金を承知したうえまた注文したい。
タンは抜きんでた特徴はないが、量・質ともにコストパフォーマンスはかなり高いと感じた。
秒殺ロース(醤油)
写真を撮り忘れて2枚焼いてしまった。 焼き目がつく程度に焼き、わさび醤油で食すよう案内があった。肉質と量を鑑みるとコストパフォーマンスはよいと感じたが、肉の厚さが中途半端で、さっと炙って食すには厚いが、肉のうま味を噛みしめるにはやや薄く、どっちつかずの印象は受けた。
ホルモン(塩)
こちらもはじめに写真を撮り忘れる。。。 メニューにも記載があったが脂は多め、新鮮で美味であった。ビールで流し込むにはややケンカするほど脂のパンチが強かったが、白飯をかき込むのには大変よく合った。
シマチョウ
こちらも新鮮、やや歯ごたえがあり、ビールで流し込むのにちょうどいい脂だった。
冷麺
酢とともに提供され、面はやや太めで食べ応えがあった。スープはかなりさっぱり目で、シメによく合う冷麺であった。
#店舗情報
ホルモン青木 亀戸店 (ホルモン / 亀戸駅、亀戸水神駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.4
以上
食ったログ|木挽町 湯津上屋(新富町駅)
以前、蕎麦 流石を目当てに東銀座に行くもあいにくの休業だった際、蕎麦欲が捨てきれずふらっと訪問した蕎麦店。 注文したつけ天があまりにも美味すぎて、以来マイベストトウキョウ蕎麦殿堂入りである。
アクセス/混雑状況
新富町駅の出口から3分ほど。東銀座、京橋、銀座あたりも徒歩圏内である。
細めの通りからさらに小路に入った静かな場所にある。
Google Mapの世話になれる今日では案内の通りに進めばたどり着けるが、地図だけでは少々苦労しそうな場所。
この立地、さらに看板らしい看板もない控えめな佇まいに、腕一本で食っていく店主の気概さえ感じる。
混雑状況は店内の状況とあわせて後述。
店内/サービス
この張り紙の通り、店内は撮影禁止。また蕎麦が売切れたら終了である。
店内はカウンターが3席と4人掛けテーブル1、2人掛けテーブル1のみ。
数度の訪問の様子を伺う限り、丸々2回転分あるかないかくらいで売り切れとしていることが多いようである。
グルメサイトの口コミ等でもよく上られている通り、店主お一人で切り盛りされている。
一品一品きちんと調理されているため、接客は最小限で、かつそれなりに提供時間もかかる。(ちなみに店内の黒電話はよく鳴っているが、店主が出ているところを見たことはない。。。)
店の入り口にはこのような張り紙がなされており、初回訪問時は気難しい店主なのかと少々尻込みしたが、そんなことはない。
おそらく張り紙に言葉以上の意味はなく、料理の提供に時間がかかることを事前に知らせてくれているだけだと思われる。時間はかかるので、時間に余裕がない場合は後日の訪問にすればよい、ただそれだけである。
注文したメニュー
- そばどうふ
- かき揚げ
- 鴨焼
- 玉子焼き
- つけ天
- 御酒
感想
そばどうふ
さっぱりと、そば粉の風味が広がって美味い。そのまま食べてもよいが、軽く醤油をつけるとさらに風味が引き立つ。上にのっている山葵も、刺激は少ないが風味豊かでそばどうふを引き立てる。
かき揚げ
後述のつけ天のかき揚げと同じものを、かき揚げのまま出すメニュー。天つゆがつく。 つけ天のつゆに浸ったかき揚げと異なり、サクッとした軽さを前面に楽しめる。料理としてはつけ天で食べるほうが感動的だったが、こちらは酒の肴として優秀、
鴨焼
鴨肉4切れと、一緒に焼いた葱がつく。味付けはつゆベース。鴨の火入れはちょうどよく、噛みしめると脂より赤身のうま味を前面に感じる。葱は脂を吸って完全体だ。さらに残るつゆと合わさった鴨脂は、これだけで酒が飲める。酒の肴MVP。
玉子焼き
やや甘めで、火力強めでサッと巻いているため、表面にはこげめがつくが中はしっとりしている。大根おろしと醤油がよく合う。ビールより辛めの日本酒が合う。
御酒
徳利一合で提供される。たぶん菊正宗。温度のオーダーは聞いてくれる。
つけ天
冷たいもり蕎麦で、温かいつけ汁にかき揚げが浸っているメニュー。
蕎麦の色は田舎蕎麦のようだが、味わいはさっぱり。細めでキッチリ締められている。口に入れて噛むほどそばの風味が広がるが、水分量は多くのど越しは爽やかで、麺同士がくっつくこともない。こんな全方良しの蕎麦が存在しうるのだなあとしみじみしてしまう。
つけ汁はやや辛め、小エビのかき揚げと三つ葉に、小さくゆずの皮が添えられる。
かき揚げは小エビが丸々とたっぷりで、つゆに浸った衣の食感とエビのプリプリ食感が口の中で仲良く同居する。当然時間の経過とともに衣はつゆを吸っていくのだが、芯まではデロンデロンにならないのがなんとも不思議である。
また、かき揚げからとけ出した脂がつけ汁をどんどん美味くしていく。冷たい蕎麦をつけるごとにつゆの温度が下がっていき、熱々の序盤に感じられなかったごま油の風味が一層うま味を引き立てる。かき揚げを噛みしめた時のジュワーっと染み出るつゆと脂がとんでもなく美味く、感動ものである。
店舗情報
木挽町 湯津上屋 (そば(蕎麦) / 新富町駅、宝町駅、銀座一丁目駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
メニューの写真は撮影できないため、筆者のメモを添えておく。(2021年12月)
冷
メニュー | 価格(円) |
---|---|
もり | 800 |
のりかけ | 850 |
とろろ | 1,000 |
辛味おろし | 1,000 |
冷かけすだち | 1,000 |
鴨汁 | 1,200 |
つけ天 | 1,350 |
温
メニュー | 価格(円) |
---|---|
かけ | 800 |
花まき | 900 |
玉子とじ | 900 |
天ぷら | 1,350 |
鴨南 | 1,400 |
ドリンク
メニュー | 価格(円) |
---|---|
ビール | 700 |
御酒 | 700 |
速い肴
メニュー | 価格(円) |
---|---|
そばどうふ | 500 |
正油漬 | 500 |
わさびいも | 500 |
板わさ | 600 |
焼のり | 600 |
遅い肴
メニュー | 価格(円) |
---|---|
かき揚げ | 700 |
玉子焼き | 700 |
平日は夜のみ
メニュー | 価格(円) |
---|---|
鳥わさ | 800 |
鴨焼 | 1,100 |
以上
食ったログ|キッチン南海 神保町店 (神保町駅)
一時期客先が近かったため、よくランチに行っていた。 たまに無性に食べたくなり休日にもしばしば。
アクセス/混雑状況
神保町駅から3分ほど。 平日昼は11時台に行けばそれほど並ばず入れる。 12時台に行くと最大15人ほどの並びを見たことがあるが、回転が速いため列の長さほど待ちは長くない。
店内/サービス
注文は並んでいる間に店員さんが聞きに来てくれるため、あらかじめ決めておくが吉。 私はいつもカツカレーだが、周囲の注文を聞いているとカツカレー4割、ほかも満遍なくオーダーされているが、中でもヒラメフライのオーダーがやや多い気がする。
注文したメニュー
- カツカレー
- 生玉子
感想
ルーは粘度はやや低め、驚くほど色が黒い。焦がした玉ねぎの色だろうか。 やや塩味強め、口に入れるとまずは玉ねぎの甘味うま味が広がるが、後からスパイスと刺激がしっかり来る。市販のカレールーでいうと辛口の部類だと思う。 ややかためのライスとも合うし、カツとも大変よく合う。表現としてはカレーソースが近いかもしれない。
カツはさして特徴がないが、それが良い。決してノスタルジックな意味の良いではなく、目立ちすぎず、存在が薄すぎることもなく、特徴的なルーと合わせてカツカレーとしてのバランスが取れたちょうどいいカツという意味である。
溶いた生卵と合わせるとコクが加わりマイルドになってまた良い。
ライスの量はやや多め。同僚が注文していたおかず+ライスのセットのライスはさらに量が多いようなので、少食の方は注意したい。
店舗情報
キッチン南海 神保町店 (洋食 / 神保町駅、新御茶ノ水駅、小川町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
以上
聴くログ|Hypex NCore NC400パワーアンプの作製
2021年春先に購入したMAGICO A3を購入した。ブーミーな低音が気になって足回りの改善には成功したが、さらにウーファーの制動力を上げて劇的な変化を得るべく、パワーアンプの自作に取り組んだ。
本記事はその記録である。
執筆時点の機材
種別 | 使用機材 |
---|---|
スピーカー | MAGICO A3 |
プリメインアンプ | Marantz PM8004 |
DAC | Topping D90 MQA |
ターンテーブル | DENON DP-500M |
カートリッジ | DENON DL-103 |
フォノイコライザー | Cambridge Audio CP2 |
スピーカーケーブル | YARBO GY-230A |
DAC→プリメイン(RCA) | CANARE L-4E6S |
フォノイコ→プリメイン(RCA) | CANARE L-4E6S |
ターンテーブル→フォノイコ(RCA) | SAEC SL 1801 |
PC→DAC(USB) | audio-technica AT-EUS1000 |
NC400とは
オランダHypex社が製造販売しているD級アンプモジュール。 S/Nの高さ、駆動力の高さ、クリアさ、どれを取っても大変評判が良く、気になっていた。 NC400はDIY向けの民生用モジュールだが、OEM向けのバッファアンプを自分で用意する必要があるNC500は、最近だとMarantz PM-10, PM-12に採用されている。 さらに上位機となるNC1200はJeff Rowland社のハイエンドパワーアンプにも採用されていることからも、その性能のお墨付きは十分であろう。
NC400についてはHypex社からケース付きのDIYキットが販売されているが、電源が貧弱なこと、少々割高なことから、私は自分でケースを買って作製することとした。
購入したもの・選定理由
hypex社
NC400本体
https://www.diyclassd.com/product/nc400/11
2個買えば良い。それぞれにNC400→XLR端子への接続線が付属している、
スイッチング電源
3000Wのこちらを1台購入した。 https://www.diyclassd.com/product/smps3ka400/32
1200Wを1台、もしくは600Wを2台でも問題なく駆動する。
しかしデータシートを見ると、120Vでは余裕をもってNC400に電源供給できるが、100Vでは電源がボトルネックとなる可能性が読み取れた。
聴感上も、電源の余裕が駆動の余裕と相関があるといったコメントを当時どこかの海外フォーラムで見つけた気がするが、大した性能差にはならないとは思う。とはいえ、精神衛生上の気持ち悪さが残るのも嫌だったため、1200Wを2台か3000Wを1台で組むことにした。
最終的に、発注当時は1200Wが欠品だったため、3000Wを1台で組むことにした。
接続ケーブル(電源→NC400×2)
https://www.diyclassd.com/product/smps1200a400-onto-2x-nc400-connection-kit/117
1200W電源からNC400×2の分岐ケーブルとして売られているが、3000W電源でも問題なく使用できる。
ソフトスタートモジュール
https://www.diyclassd.com/product/softstart-module/38
AC入力と電源の間にかませると、電源投入時の立ち上がりがなだらかになるモジュール。
通常のOn/Offスイッチを装備すれば不要。
付帯機能として、On/Offスイッチの設置にリレー回路的に使える機能があること、また電源On時に点灯するLED用3.5V電源供給機能がついていたため、面倒を省くために買った。
AliExpress
ケース
WA60 フルアルミアンプシャーシ/純粋なステージ/クラス a アンプ/amp エンクロージャ/アンプケース/diy ボックス|Amplifier| - AliExpress
ケースはアリエクで買った。収まりさえすればなんでもよい。国産が良ければタカチなどで買えば良い。
ケース加工はなかなかにかったるいので、AC電源用インレット、スピーカーターミナル、XLR入力の穴があらかじめ開いているものを選ぶと楽である。
たまたま注文したものにACインレットとスイッチはついていたので、別途購入する必要はなかった。
秋葉原のマルツ
スピーカーターミナル
スピーカー端子 HD-530 _製|電子部品・半導体通販のマルツ
見た目が高級そうだったのでこれにした。
LED
好みの色を選べばよい。
サウンドハウス
XLR入力端子
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/113756/
定番らしいのでこれにした。
XRL→RCA変換端子
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/24906/
当時使用していたPM8004のプリアウトはRCAのみだったため購入した。
ホームセンター
電源ケーブル
ACインレット・ソフトスタートモジュール・スイッチング電源間をつなぐケーブル。800W流しても大丈夫な中から適当なものを選べばよい。
圧着端子
差込形接続端子 FA形 ニチフ その他形状圧着端子 【通販モノタロウ】
こういうやつ。↑の電源ケーブルの接続に使う。適当な大きさを選べばよい。
その他
筆者が買った工具もろもろ。
組み立て
ケース加工
ひたすら穴を開けるだけである。
購入したケースがRCA用の大きさの穴しか空いていなかったため、XLR端子用にリーマーで大きくしたのだが、これがすべての工程の中で一番大変だった。
NC400をはじめとした各種モジュールには固定用のねじ穴が開いているため、その穴に合わせてケース側にも穴を開けて、ねじで固定する。
組み込み
データシートを見たり、NC400キットのマニュアルやYOUTUBE動画を見れば特段迷うことはない。特にトラップもないので、はめられる穴にはまるものをはめればよい。
完成品と音レポ
こんな感じで完成。
音を出した瞬間、鮮烈すぎて思わずのけぞってしまった。 圧倒的S/N、スピード感、ベールが3枚くらいとれたようなクリアさ、全体的に変な色付けなく数段レベルアップした印象。 駆動力の高さからか、もともとの課題感だったA3のユルい低音はガッチリ引き締まり、量感も少々減った。 A3の性能をやっと引き出せたといういう感じである。
総括
総作業時間5h程度、材料費100kちょいで手に入る音としてはとてつもなくパフォーマンスが高い。前評判通りの音が得られた。
食ったログ|中華蕎麦にし乃 (本郷三丁目駅)
東京に越してきて早3年ほど、もう10回は行ってるマイベストトウキョウラーメンだが、記録もかねてご紹介。
アクセス/混雑状況
人気店ではあるが、それほど混雑しない。 今までの並びも最大30分ほどだったと記憶。
店内/サービス
普通に清潔です。特記事項なし。
注文したメニュー
- 中華そば
- 山椒そば
- 肉ワンタン
- 海老ワンタン
- 味付き替え玉
感想
中華そば
美味い。 スープは煮干し・鳥を中心に椎茸も感じる、貝も入っているらしい。 色はクリアで味わいも澄んでおり、価格的に極上の食材を使っているなどではないはずだが、やじろべえのように絶妙なバランスで程ほどのパンチとクリアネスが同居している。 麺は加水少な目で小麦の風味を感じやすい細麺。 何度でも言うが丼全体のバランスが絶妙なバランスで取られているのが芸術的。
山椒そば
中華そばに上から山椒を振ったものだと思われる。 お気持ち程度ではなく一杯食べたら舌が若干痺れるほど刺激はあるが、これも丼全体のバランスで言うときちんと調和がとれているからすごい。 中華そばがあまりに美味すぎてなかなか手が出ないが、5回に1度程度はこちらをオーダーする。
肉ワンタン・海老ワンタン
別添えで来る。美味いが当店でなくても、、感はある。 肉ワンタンは肉ぎっしりで酢とよく合う。 海老ワンタンは食感がしっかりで満足感があり、スープと食べるのがおすすめ。 しかしながら、中華そばとのシナジーは大きくなく、これで腹いっぱいにしてしまうなら替え玉を食べたい。
味付き替え玉
替え玉は中華そばの上品さとは打って変わってジャンク。 中華そばと同じ麺に刻みチャーシューと刻み玉ねぎとスパイスが乗り、タレで和えるタイプ。 本能に訴えかけてくるタイプのジャンキーさがあるが、下品さは全くなく、パンチはあるにもかかわらずこちらも全体で調和がとれているところが本当に素晴らしい。 スープに浸して食すのもよいが、私はそのままが一番美味いと感じる。 キング製麺の麺でこのタレを使用していると思われるまぜそばが系列店「ぷれじでんと」で食せるため、追って紹介したい。
店舗情報
中華蕎麦にし乃 (ラーメン / 本郷三丁目駅、水道橋駅、湯島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9
以上