さくログ

あわよくばお小遣いの足しににならないかなと画策するライフログ

ブログを再開したくなった

学生時代に始めたブログのことをふと思い出し、再開したくなった。
とりあえず1記事投稿しないとすぐに熱が冷める気がするので、今の考えを残しておこうと思い至った。

開設当時のブログの目的

  • 文章をアウトプットする練習をしたい(当時コンサル就職を控えた大学院生)
  • 小遣い稼ぎがしたい

更新しなくなった理由

管理が面倒になった

わりとしっかりデザインを作りこんだため、雑多なジャンルの記事の管理に労力を割かれ、更新が遠のいた。

記事のネタを捻出するのがしんどくなった

日常の中でコンテンツになりそうなものを切り売りしている感が苦しかった。

収益に繋がる方向に労力を使いすぎた

アフィリエイトリンクをどのように忍ばせるか」をネタの選定、記事の構成を

当面の目的と方針

上記反省を踏まえて。

目的
方針
  • 書きたいことを書きたいように労力をかけずに書く
  • 体裁はあとからゆっくり整える

以上

【日商簿記2級】片手間サクッと取得の戦略

コンサルファームのあるある内定者課題、日商簿記2級。

難関資格ではありませんが、それなりに工数がかかります。

本記事では、本業の片手間でサクッと合格するまでの最短距離をご紹介します。

前提

本記事では特に、以下のようなシチュエーションを想定しています
・簿記学習歴なし
・本業の片手間でサクッと受かりたい(内定者課題として課されているなど)
・どうせなら将来の業務に役立つ知識が欲しい

そもそも簿記試験とは

ざっくりいうと
「企業の金の出入りの記録ルール、まとめルール」のお勉強です。

3級は個人商店の話、
2級は株式会社の話(商業簿記)+工場の話(工業簿記)です。

ライトな会計本:財務諸表の読み方
簿記2級の勉強:財務諸表の書き方
公認会計士の勉強:財務諸表の監査

というイメージで良いと思います。

試験時間は2時間、合格点は70点。
「資格自体が強みになるほどの難関資格ではないが、会計の基礎の理解を担保してくれる」
くらいの位置付けの資格です。

合格までの大まかな道のり

1. 3級のテキストざっと読み(10時間)
2. 2級のテキストざっと読み(商業簿記20時間+工業簿記15時間)
3. 問題演習(〜50時間)

だいたい100時間もあれば余裕で受かります。
ポイントは、「テキストはざっと読みで深追いしない」ことです。

テキストに出てくる内容は、以下3つに分類できます。
・直接試験の論点にはならないが、基本となる処理
・試験での頻出論点
・試験ではあまり出ない論点

テキストを隅から隅までよく読むのは、この3つに平等に時間を使うということです。
それよりも、ざっと読みで概観を掴んで、適切なテキストで問題演習を繰り返せば、得点期待値に沿った時間配分が可能になります。

以下、①〜③各フェーズでの各論に移ります。

3級学習の位置付けと方法

3級のテキストは、「仕訳」だけ読めば十分です。
仕訳とは、物を売ったり買ったり、代金を払ったり受け取ったりといった、「末端の処理1つ1つ」の記録方法です。

大抵のテキストの構成は、
仕訳(全ページの7割)⇨そのまとめ方(残り3割)
と言った具合です。

3級の仕訳のほとんどは、2級のベースとなる頻出仕訳になるので、仕訳の部分だけはざっと見慣れましょう。
そのとき、それぞれの勘定科目(売上、預金、利子、〇〇費など、仕訳で動いた金額が何に分類されるかを表した単語)が、
資産・負債・純資産・収益・費用のどれに分類されいるか意識すると、体系的な理解が早く進みます。

簡単な例を挙げると、売上(収益)増と現金(資産)増が対になっている、といったようなこと。

一通りの仕訳を1巡したら、すぐに2級に進みます。
その先の「仕訳をまとめて財務諸表にする」フェーズは、2級で一気に勉強すればよいので、3級ではスルーします。

2級範囲の学習方針

土台となる3級の範囲の最低限の流れを理解したところで、肝心の2級の範囲に入っていきます。

前述の通り、2級の範囲は
・商業簿記(3問 20点×3=60点)
・工業簿記(2問 20点×2=40点)

の2本立てです。


近年の傾向としては、工業簿記で基礎点を稼ぎ、商業簿記で取れるだけ取って合格するスタンスが、一番効率的に感じます。
工業簿記は、2級から登場するがゆえに深い論点まで範囲にならないため、頻出論点を押さえれば、確実に満点近くを確保できます。
その一方、商業簿記は、3級からの積み重ね+2級の範囲になるため、範囲が広い上にやや複雑な論点も多く、「取れるところで稼ぐ」スタンスが適しています。

いずれにしても、かけるべき時間や取り組み方には大差ありませんので、偏りなく並行してして取り組みましょう。

また、商業簿記・工業簿記いずれかを先に終わらせる勉強法はおすすめしません。
互いに共有している論点や、融合問題的な出題もあるがゆえ、並行して学習することで理解が深めやすくなります。

商業簿記の進め方①

3級と同じく、テキストで仕訳ざっと読み⇨ひたすら問題演習、の流れをおすすめします。
理由は前述の通り、各論点の重要度で勉強時間の重み付けをするためです。

仕訳のところだけとりあえず読んで、その後の財務諸表や本支店会計は問題演習と同時にやりましょう。

工業簿記の進め方②

工業簿記はざっくり言うと、「工業製品の原価を計算するための手順」です。
材料・作業員の給料・施設の維持費を適切に製品に割り振って儲かったか儲からなかったか分析するためのプロセスです。
ここまで勉強してきた概念と少し異なるため、気持ちを新たに読み進める必要があります。

しかし手順は同じ、とりあえずテキストをざっと読みましょう。
どのタイミングで問題演習に入るかは好き好きで良いと思いますが、
「費目別計算・個別原価計算・総合原価計算」あたりまで読んで、「財務諸表・標準原価計算・直接原価計算」は問題を解きながら進めていくのが、滞りなく、かつ飽きもこないちょうど良い塩梅に感じます。

問題演習

テキストを一通り読んだら、いざ問題演習です。
総勉強時間の60%以上はここに充てるべきです。

とりあえず答えを見ながらで良いので、どんどん手を動かして、数をこなしていきます。
本番レベルの問題はどれも一捻り効いているので、その捻り方のパターンも限られているので、「わからなければすぐに答えを見る、浮いた時間で反復する」のが点数アップの近道です。

本番の第1問は仕訳問題×5です。
この部分の問題演習が済んだら、テキストで精算表や財務諸表の部分を読み進めながら問題を解いていきましょう。
連結会計はやや重たいですが、近年の最頻出トピックの一つなので、工数をかけるべきです。

工業簿記も同様に、問題を解くときに標準原価計算、直接原価計算と読み進めていき、問題を解きながら理解するのがベターです。

あとは、間違えた箇所を丁寧に根気強く復習していけば、合格点は余裕で取れるはずです。

過去問演習はいるのか

マストかと言われたら、答えはノー

一昔前は、過去問を一通りマスターするだけで合格できたようですが、直近で範囲に追加された重要論点も多く、試験自体も難化傾向にあるので、余裕がある人の実力試し的な使い方が良いでしょう。
それよりも、重要論点を網羅した問題集を反復する方が効率良く勉強できます。

おすすめの教材

教材選びのポイントは一つ。
3級のテキスト+2級のテキスト+問題集(解説)
全て同じ著者のテキストで揃えるべきだということです。

著者によって解説方法やスタンスに若干違いがあります。
解説の解釈のズレで余計な勘違い生むことなく、統一された表現で学習効率を高めるためにも、同一著者で揃えることをおすすめします。

私が使っていたテキストは以下4冊です。

初回のヒゲ脱毛に行って来た

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ついに初回のヒゲ脱毛に行きました。

施術してもらったのは、Dr.コバ 名古屋院です。
無制限ヒゲ脱毛ならDr.コバ

本記事では、初回カウンセリング&1回目施術をレポートします。

場所

名古屋栄の大通り、ラシックの正面にあります。
栄の西改札から徒歩8分くらい。ロケーションとしては文句ないです。

エレベーターから出ると、二手の分岐が目の前に。
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こんな感じで、入り口は分かれていますが、クリニックビザリアとは経営母体が同じなので、裏はつながっていてスタッフは行き来しているようです。

いざ中へ

自動ドアの向こうは、普通の待合室。
小林整形外科と併設のようで、めちゃくちゃ普通の整形外科です。
ピアスの穴開けもやっているようで、女性もちらほら。
逆になんだか安心感がありました。

入室

受付の人に予約の名前を告げ、10分ほど待機すると、4畳くらいの小さな部屋に通されました。
中には、施術用のベッドと、脱毛器らしきもの、机とイスが。
その机とイスで、部屋まで案内してくれたお姉さんがそのまま説明を始めてくれました。

初回カウンセリング

クリアファイルに入った紙媒体を使って、丁寧な説明がありました。

  • 脱毛の仕組み
  • 写真を交えた症例
  • 料金体系・施術について

全部でA4の紙30枚くらい、結構なボリュームだったと思います。
それぞれのセクションごとにそこまでで疑問などないか、聞いてくれました。

内容はそこへんの脱毛サイトに書いてあるようなことがほとんどでしたが、ポイントが6つほど。

  • 薄さを感じるくらいになるまでには5回くらい 
  • ツルツルまでは10~15回
  • 病院側から「これでおしまいですね」ということはない。通いたいだけいつでもやってもらえる
  • 脱毛器はP-NAINとライトシェアで、都度クリニックが決めるので選択はできない(初回はP-NAIN)
  • 都度払いは5回まで25000円、6回目からは100円
  • 一括払いは99000円で無制限。ただし6か月以内に6回出来なければ5回までの分は別途都度払い。

最後のひとつはHPでは見当たらなかったので少し驚きました。
ぴっちりスケジュール通りより1ヶ月分猶予があるので、僕は問題ありませんでしたが、長期で名古屋を離れる予定のある方は注意が必要です。

テスト照射

一番痛いとされるアゴに2回照射されました。
実際の施術と同様に、照射する部分にマーキングをし、ジェルを塗ってもらって照射です。
一番弱い10Jと一段階上の11Jで1発ずつ打ってもらいましたが、まあ痛い。
よく輪ゴムで弾いたくらいといわれますが、そんなもんじゃありませんでした。
一瞬の痛みに対する感度としては、10Jと11Jの違いは正直カンストしてわからないレベルでした。

お姉さん「どうですか~?」
僕「めっちゃ痛いっす」
お姉さん「さくのすけさんはかなりおヒゲ濃いので~、痛みは強く感じられるかもしれないですね~。」
レーザー脱毛はレーザーが黒いものに反応する性質を使って毛根を焼くので、毛穴の密度が高い、すなわちヒゲが濃いほど痛みは強いようです。

僕「これ顔全体で何発くらいですか?」
お姉さん「400くらいですね~。」
僕「・・・。」

ここで、このまま顔全体に施術するか否かを聞かれました。
しばらく迷っていただいてもいいですよ、と言ってくれましたが、このままお願いしますと即答。
正直こんな痛み耐えられるのかと不安であありましたが、脱毛クリニックで濃いといわれたのがよほどヤバい気がして、覚悟を決めました。

施術

  • 全体に顔マーキング
  • あご、鼻下、左右頬、左右首のセクションごとジェルを塗って照射→ふき取り
  • 最後に10分くらいアイシング

こんな感じでしたが、正直めちゃくちゃ痛かったです。
ツルツルの顔を想像して、ベルトのバックル握りしめながら、冷や汗ダラダラになりつつ耐えました。
照射はたぶん15~20分くらいでした。

終わった後に

  • しばらくはヒゲが剃りづらくなる
  • 1~2週間後くらいから、ヒゲが抜け始める

と説明がありました。

契約

最後に、契約書にサインして、判をついて、おしまい。
次回からは電話で予約してくださいねーといわれて帰りました。

今日の備忘録

ドクターコバ、非常に丁寧な説明があり、好印象でした。
美容整形やら普通の整形外科やら、いろいろ併設で、サロンというより普通の病院ぽい雰囲気も、逆に緊張感を感じずに良かったです。

▼ドクターコバ リンク
無制限ヒゲ脱毛ならDr.コバ

【本選考体験記】フューチャーアーキテクト

フューチャーアーキテクトは、(登記上)日本初のITコンサルティングファームです。
創業は1989年とその歴史は意外と古く、東証一部上場、創業社長が今もトップに立っています。
ERPのスクラッチ開発(パッケージではなく、オーダーメイドのコーディング)に強みを持ち、コンサルとSIerの色を併せ持ったような企業です。

本記事では、フューチャーアーキテクトの本選考をレポートします。

選考時期

本選考最初のフローである説明会は12月〜4月。

選考フロー

テクニカル選考、コード選考やらいくつかコースがありますが、ここでは私が選択したプレゼン選考(一番一般的な選考)をレポートします。

説明会参加(必須)ののち、
①ES & Webテスト
②一次面接
③二次面接(プレゼン面接)
④三次面接(役員)
⑤人事面接

詳しくは各項目で後述しますが、
②の一次面接でネガティブチェック
③の二次面接はよくわかりません。
ここまではまあまあ簡単に通りそうな感じ。
④の三次面接ででフューチャーで働けそうか(内定を出せるか)というレベルに絞られ
⑤の人事面接で最終確認、といった印象を受けました。

ちなみに、希望すれば内々定の人事面接まで全てSkypeで選考を受けられます。

選考体験記

それでは、それぞれの選考フローをレポートしていきます。

説明会

大崎の本社で。指定はないけど大体スーツ。
エラい人のお話を拝聴してから、若手社員3人とセッション。
これが結構面白くて、全員がスマホからプラットフォームにアクセスして、リアルタイムで集められた質問に回答していく形式。
これだけだとまあ普通なのですが、その質問にいいね!的な投票ができて、上位の質問が上に上がってくるような仕組みでした。
みんな表立って挙手されられた時にはそんなこと聞かないくせに、ちゃっかり「外コン受けましたか?」「アクセンチュアとかどうですか?」なんて質問が上位に上がっていて面白かったです。

一週間以内にESとWebテを提出するように言われました。

ES & Webテ

【設問1】貴方らしさが最も現れた出来事を小学校、中学校、高校生、大学生の各年代順に簡潔に書いてください。(800文字以内)
【設問2】貴方の強みや得意なこと、研究成果などを具体的に教えてください。(800文字以内)

設問は2つですが、800文字×2と、結構重めです。

設問1は、面接で触れて欲しい話題を年代別に散りばめました。

【小学校】〜〜〜〜〜〜〜〜でした。
【中学校】〜〜〜〜〜〜〜〜でした。

と言った具体に、800文字がつらつら並ぶなかで見やすいようには意識しました。

設問2は、ちょうど他社ESが400文字のものが多いので、ガクチカ2本をコピペしました。

私がアピールしたい強みは2つあります。
1つ目は、〜〜〜です。〜〜〜〜〜〜。(350くらい)
2つ目は、〜〜〜です。〜〜〜〜〜〜。(350くらい)
「シメの一文」

といった感じの構成です。

どちらも言わずもがな、結論ファースト、エピソードの具体性、設問にきちんと答えることは意識しました。
加えて、800字と長いので、面接官が面接前に軽く目を通した時に内容が入ってきやすいように、構成をわかりやすくすることも効いたと思います。

Webテは玉手箱です。
・言語
・図表の読み取り
・暗号
・性格
が課せられました。暗号はあまり見たことがなく無対策で、正直全くできませんでしたが、どうせ他の学生もできないので気にすることはありません。
あれを課して何を見られているのかよくわかりませんが、、、

結果

3日後、メールで。

一次面接

Skypeと東京会場が選択できましたが、Skypeで受けました。
東京会場で受験すると二対一の集団面接のようですが、Skypeは言わずもがなマンツーマンです。

面接官は入社3年くらいの若手。
かなりラフな雰囲気、服装でした。

ESを手元で読まれながら、気になることを聞かれた感じでした。
ESにない志望動機も聞かれたので、きちんと用意する必要はあります。
面接官も若手で面接のプロではないので、聞かれたことにシンプルに答えることをベースに、引き出してもらえないところは多少自分から話を広げました

設定時間は60分でしたが、向こうからの質問20分ほど、逆質問は15分くらいで自分から切りました。
逆質問は、当たり障りのないオーソドックスなことを聞きました。
面接の頭で指定されていた30分ちょっとが経過したあたりで、自分から逆質問を切って終了。

結果

3日後、メールで。

二次面接(プレゼン選考)

今回もSkypeが選択できたので、Skype面接にしました。

面接官と1対1の、プレゼンテーション形式の面接です。
冒頭5分でプレゼンを行っていただきます。
テーマは「自己アピール」です。
内容、形式は問いませんが、ご自身の強みや魅力を存分にプレゼンしてください。
また、プレゼンの中に「フューチャーとご自身がマッチしていると思うポイント」も盛り込んだ上でご作成ください。 

このような案内を受けました。


プレゼンは以下の構成にしました。
・自己紹介
・紹介するエピソードの背景
・発生した困難
・解決方法
・結果
・そこからアピールしたい強み

初めて聞いた人にもストーリーと、エピソードの規模感が伝わるよう意識しました。

面接官は一次よりちょっと年次が上の5年目くらいの人でした。
やはりフランクで、和やかな雰囲気の面接でした。
自己紹介ののち5分プレゼン、プレゼンのフィードバック、その後ESに沿った質問、逆質問の構成でした。
プレゼンのフィードバックは、「情報量は多かったが、構成が整理されていたのでロストは少なかった、良いプレゼンだった」と評価していただきました。
他の学生には「論理が通っていない、何が言いたいのかわからない」と詰められたと言っていた人もいたので、きちんと”強みをアピールする”というゴールから逆算した構成を作ること、それぞれのセクションを飛躍のないようにつなげることが評価につながると思います。

やはり今回の面接官もあまり面接慣れしていないようなので、引き出してもらえないものは自分から売っていくようにしました。
15分ほど逆質問の時間をもらい、オーソドックスなことを聞き、終了。

結果

4日後、メールで。

三次面接

今回もSkypeが選択できましたが、三次から交通費が出るようなので、東京まで出向きました。

待合スペースで10分ほど他の学生と話しましたが、自信はなさげ、会話もしどろもどろでよく二次まで通ったな、、、といった感じだったので、この三次で大きく絞られるものと思われます。
面接後のエレベーターでも会いましたがゲッソリしていました。

面接官は役員?クラス。今までの面接官と明らかにキレが違いました。
といえど、雰囲気は和やかで、非常にフランクでした。
基本はESに沿った質問と、志望動機、ITやプログラミングに対する耐性の有無を見られていたと思います。
私はプログラム未経験でしたので、新しいものやテクノロジーへの興味や学習意欲、プログラミング以外のIT知識で、「こいつは大丈夫だろう」と思ってもらえるようにアピールしました。

面接官からの質問は15分ほどであっさり終わり、30分ほど逆質問の時間をもらいました。
かなりざっくばらんな雰囲気だったので、オファーをもらえたら迷うであろう他社の印象や、転職に関することなど、普段聞けないようなこともガツガツ聞きましたが、正直に答えてくださったと思います。
聞きたいことを聞き切ったところで、予定より早く自分から切って終了。

内定後に三次の面接官とお話しする機会がありましたが、「あの面接では一緒に働けそうか否かしか見ていない」と仰っていたので、きちんとフューチャーのカルチャーと求められる働き方を理解して、自分を売っていくことがポイントだと思われます。

また、話の端々から、二次面接までの評価は三次の面接官に伝わっているようでしたので、そのイメージから面接がスタートするところはありそうです。
私の場合は高評価で伝えてもらえていたようので、「通せるか確認する」ようなスタンスで話せてもらえてやりやすかったです。
そういう意味では、二次面接までは、通過することよりも、上に伝えられる評価をいかに高めて貯金をすることがポイントであると思います。

結果

約一週間後、メールで。

人事面接

こちらも交通費が出たので、東京に出向きました。

人事と一対一で、今までのようにミーテイングルームではなく、オフィスのオープンな場所でお喋り、といった雰囲気でした。
今までの評価を再確認するような質問や、現在の就活状況に関する質問を一通りされ、その場で内々定を告げられました。

既に名前の入った内々定通知書を持ってきていたことになるので、よほどのことがない限り、内々定はもらえるものと思われます。

内々定

人事面接中に、「承諾はいつまで待ってほしい?」と言われ、希望した時期をそのまま期限に設定していただきました。
入社までに簿記2級取得がマストで、取得しないと入社できません

研修を充実させるために、会社としても入社月を4月/7月/10月に分散させたいようでした。
入社時期を7月や10月に希望して、遊んだりワーホリに行ったりする人もいるようで、それは魅力的でした。

総括

コンサルティングから開発まで自社でやっている」ということは、裏を返せばコンサルティングをやっている人もいれば、技術を研究する人、開発をする人、テストをする人、保守運用をする人が社内にいる」ということです。

全職種を一括で採用しているがゆえ、入社後のキャリアパスの自由度は大きい反面、”やりたいことをやらせてもらえるのは出している結果と引き換え”なので、評価が低い人は、テストなどの裁量が小さい仕事にしかアサインしてもらえないところはあるようです。(別にテストが悪い仕事というわけではないですし、それ以外が良い仕事だ、と言いたいわけではありません。)

そういう意味では、内定者の「デキそうなヤツ、野暮ったいヤツ」の開きは他社より大きく、言い様によっては内々定を貰うハードル自体は、よく比較されるITコンサル他社と比べてそう高くないように思いました。

【本選考体験記】EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング

監査法人を出自としたBig4の一角、EY。
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングは、2017年にEYグループの中にいくつかあったコンサル機能を1つの会社に再編してできたファームです。

そういった事情ゆえ、当時は組織としても若く、また2018年4月にミッドタウン日比谷にEY Japanのオフィスを一箇所に統合する渦中であるなど、激動真っ只中の選考でした。

本記事では、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの選考をレポートします。

選考時期

19卒向けにはインターンは開催されず、12月〜4月にかけて、東京・大阪で説明会&GDが実施されていました。

選考フロー

ES提出→説明会&GDを予約可能
①説明会&GD
Webテスト
③二次選考(面接)
④三次選考(グループワーク)
⑤四次選考(パートナー面接+人事面談)

①GDでネガティブチェック
②個人面接できちんと受け答えができるか
③ワーク選考で論理的思考力や立ち回り
パートナー面接前に電話でここまでのフィードバックをまとめて受けたので、三次までで評価がかなり確定している印象を受けました。
④パートナー面接で役員のお墨付きをつけて、人事面接は…よくわかりませんでした。

とにかく結果が出るのが遅いのと、最後まで交通費が出なかったのが悲しかったです。

選考体験記

19卒向けにはインターンは開催されなかったので、通常の本選考です。

マイページ登録&ES提出

確か11月にマイページオープンし、12月の説明会日程がアナウンスされたのですが、予約締め切りギリギリにESの設問が大幅に変わったようで、外就のコミュニティが大荒れしていました。
私はその回はスルーしたので実害は被りませんでしたが、ちょっとヤバいなと思った記憶があります。

【設問1】コンサルティング業界、またはEYに興味を持った理由について記述してください。(400字)
【設問2】大学/大学院の専攻、及び過去の経験をもとにEYACC(EYアドバイザリー&コンサルティング)でどのような貢献ができるか記述してください。(400字)
【設問3】選考に際し、あなたのアピールポイントについて記述してください。(400字)

設問1は、正直EYのことは調べてもよくわかりませんでしたし、私自身も「Big4だしとりあえずエントリーしてみっかー」的な気持ちだったので、コンサル業界一般の志望理由だけ書きました。
2と3はガクチカです。結論ファースト、結論を裏打ちするエピソードの具体的な記述、設問に対する回答、これだけしっかり書きました。

説明会&GD

当時のメモを見返すと「時計がダサい」と書いてありました。大学の講義室と同じやつでした。
受付でランダムにGDのグループ番号が書かれた紙を渡されました。
参加者は100人以上いて、結構驚きました。事前予約で人数は把握できているはずなのに、立ち見がいて笑いました。

説明会はオーソドックスな会社説明と、研修制度やキャリアパスなど。
これといった特徴は感じませんでしたが、どうも他社より英語が大事っぽい?という印象を受けました。

休憩を挟んで部屋を移動してGD。
1グループなんと9人、机には3Mのこれが置いてあって、これどうやって使うねん(笑)、といった感じで皆困惑していました。

1グループに1人面接官がつき、お題が出されました。
「〇〇の生産性を上げるには?」といったオーソドックスなお題だった気がします。グループごとにお題は違ったようです。
30分ディスカッション、その後、自グループの面接官にプレゼンして、ちょっとディスカッションして、おしまい。
最後に全体に対するフィードバックと、社員に逆質問を挙手で2つ3つして、終了。
9人がわちゃわちゃ喋っていて、名札も見づらいし、一体何を見られているんだ?という感じでした。

グループメンバーはランダム抽出なので他グループはわかりませんが、学歴がほぼ東大一工早慶、かつ皆圧倒的にワーク慣れしていてディスカッションのテンポが早く、圧倒されてシュンとなってしまいました。
たまにちょっとだけ茶々を入れる程度のコミットしかできず、「やはりBig4はレベルが違う…この中から勝ち抜ける気がしない…」と、帰り道はかなり落ち込みました。

しかし、当時はそう思っていましたが、三次選考のグループワークでこのGDのメンバーを複数人見かけたので、偶然グループのレベルが高かっただけだったようでした。

結果

約10日にメールで。

Webテスト

ただの玉手箱。
言語と図表の読み取りと正確。

結果

これがひどい。締め切りの約20日後にメールで。

二次選考(面接)

30代、おそらくマネージャークラスの男性コンサルタント2人と私1人の面接でした。
志望動機、大学院の研究、ガクチカ、その他聞きたいことに対して質問が降ってくる感じでした。
ESを先にきちんと読んでもらっている感じはあまりしませんでした。
話している間は2人ともパソコンに向かってメモを取り続けていて、ちょっと話しづらかった記憶があります。
質問に対して返ってくる答えをある程度想定されているような印象で、それとマッチしていないような時にはズレた深掘りが来たりして、上手く会話が噛み合いませんでした。
「デジタルとか、そういったものに抵抗があるタイプですか?それとも、興味があるタイプですか?」といった旨の謎の質問には、(抵抗ありますなんて言うわけねえだろ)と心の中で笑いながら、興味がある話題と学習意欲をアピールしてみましたが、反応が薄く、刺さっている感じがしませんでした。

逆質問は、オーソドックスなことを中心に聞いてみましたが、どれも斜め上から回答が返ってきて、面接全体を通して「クセが強いッッッ(ノブばりに)」といった感じでした。
失礼ですが、2人とも風貌にもクセがありました(笑)
どうとも言いませんが、今でもはっきり思い出せます。

話が噛み合わなすぎて、冷や汗で体をスースーさせながら、霞ヶ関をあとにしました。

結果

一週間後くらいに、メールで。
まさか通っていると思わなかったので、驚きました。

三次選考(グループワーク)

5〜6人グループが4つ、それが2日程で40人ちょい。
同時期開催のの説明会がたしか3回くらいあったので、それぞれ100人超参加していたとしたらここまでで随分絞られていたことになります。

お題は口外するなと言われましたが、別にオーソドックスなものでした。
前半に個人ワーク、後半にそれを使ってグループワークです。
机の上には、やっぱり3Mのこれが置いてありました。

全員の前で1グループずつ発表して、それぞれ質疑応答。
最後に各グループの面接官からフィードバックをもらって、解散。
トータル4時間くらいでした。

のちのフィードバックの感じだと、アウトプットはダメだったが、立ち回りの評価は高かったようなので、ダメグループでも諦めずに自分ができることを粛々とすることをアドバイスします。
当たり前ではありますが。

私物のデバイスで調べ物が許されるので、パソコンorタブレットの持参を強く勧めます

結果

約2週間後、メールで。遅い。

HR面談

面談と言いつつ、電話です。
約束の時間よりまあまあ遅れてかかってきました。相変わらずEY。

ここまでの印象、選考状況、志望度なんかを聞かれて、各選考のフィードバックをもらいました。
二次選考の評価が意外と高かったようで、もうよくわかりませんでした。

4次選考(パートナー面接+人事面接)

ミッドタウン日比谷の新オフィスでした。
受付が壮大すぎてなかなかカッコ良かったです。ウキウキ。
4か5フロアくらいEY Japanが占領しているそうです。

まずは40分ほどパートナー面接。
最初に英語面接しますと言われ、体が凍りつきました。英語できねえ。
まあまともに話せるわけもなく、「英語はできませんね(ニッコリ)」に対して「はい!!できません!!!なんとかします!!!」と元気に答えました(笑)
ガクチカや志望動機はほぼ聞かれず、価値観や考え方を問われる斜め上からの質問ばかりでしたが、自分が思うことをはっきり伝えました。
逆質問は、面接中に議論した話題で聞きたいことがいくつかあったので、それを中心に聞いてみました。

基本的には優秀で穏やかな人格者といった印象で、こういったパートナーが集まっているなら、いいファームだなと思いました。
議論しているうちに、あっという間に時間になり、終了。
人事が迎えにきますといって部屋を出たのに、10分くらい誰も来なくてやはりE(以下略)。

その後、別の部屋で人事トップと面談。
パートナー面接の印象や、他社の状況、内定をもらえたらどうするかといった話をしました。
聞かれたことに正直に答え続けたら、まあなんかたくさん褒めてもらったので楽しかったです。
EYの現状や今後の展望に関して、いろいろ聞かせてもらうことができました。

こちらも40分くらいで終了。
ぜひ来てね感を出してもらったので、手ごたえありで帰路につきました。

結果

これも全然結果が来なくて、外就のコミュニティが荒れていました。
持ちコマない人はしんどそうにしていました。
数週間後に、メールで内々定

総括

選考に行き当たりばったり感があったり、結果連絡が遅かったり、そこも含めて当時のEYをよく表していると思います。
組織が組み上げられたばかりで、改編も頻繁にあり、激動の時期にあるのは間違いありません。
選考の前半では個々人のスキルやポテンシャルを、後半は現状のEYを理解して、一緒に大きくしていこうというマインドを持っているかを見られていたと思います。

基本的に新卒プロパーがいないので、人柄に統一感がないのが、ある種ファームの特徴と言えるように感じました。
中途で何か目的ややりたいことがあって移って来た人が集まっているからか、プロ意識が強い、何かしらクセが強い、という人が多かったです。

就活を時系列で概観する

このブログ、インターンの情報解禁だった6/1に合わせて開設してみたものの、就活と同時並行で書いていけるようなメンタルも持ち合わせていなかったので、数本書いて放置していました。

3/1の就活解禁を前にして、コンサル業界数社から内々定をいただいて就活を(ほぼ)終了したので、この記事では私自身の就活を時系列でなぞっていきます。

時系列

なんとなく就活っぽいことを始めたM1の5月から、M1の2月までを順番に。
当然ながら進んでいくにつれ時間の密度は上がっていきます。

5月

研究室の同期についていく形で、「リンクアイ」という就活エージェントのお兄さんの話を聞きに行きました。30分くらい。
そのお兄さんに誘われたリンクアイのセミナーに参加してみました。これが初めての就職活動です。

6月

私の年(2019年卒)は6/1にリクナビ・マイナビのインターンサイトがオープンということで、一通り巡回しました。
気になった15社くらいにプレエントリーして、5社くらいESを出してみました。

リクナビとマイナビが使い物にならないサービスであることがわかったのは、それよりずっと後でした。

7月

出したESが通った2社(メーカー・SIer)に、面接に行ってみました。
大して何も考えずに行ったので、どちらも落ちました。

8月~9月(夏休み)

9月頭にに大きな学会が控えていたので、だいたい研究していました。

1社だけ、アビームコンサルティングの1dayインターンにESとSPIだけで通してもらったので、行ってきました。
当時の私にはかなり刺激的で、コンサル業界に興味が湧きました。

9月終盤は、のんきに海外旅行に行ったりしていました。

10月

コンサル業界に興味が湧いたといいつつ、数社のマイページに登録するくらいで、何もしていませんでした。
12月開催のインターン締め切りラッシュでしたが、当時は外資コンサルなど自分のことをお呼びでないと思っていたので、ESの設問を見たりして、レベル高そうだなあと思っていました。

11月

夏に唯一1dayに参加したアビームの冬インターンに応募してみようと思い、ES添削のお願いがてら現役コンサルの先輩にいろいろ話を聞いてみました。
そこで、自分がコンサル就活をするには明らかに出遅れていること、コンサルの仕事が想像以上におもしろそうなことがわかったので、就活に本腰を入れ始めました。
この時期は正直結構焦りました。

その焦りと裏腹に、外資系を中心とした大手総合コンサルの冬インターンの募集は軒並み終わっていたので、日系コンサル・SIer関連の1dayインターンやセミナーの類いにひたすら参加しました。
たまに、興味があるメーカーの技術職や、金融といった他業種の話も聞きに行きましたが、あまり興味が湧きませんでした。

場数を踏んだおかげで、月末くらいには
・自分の就活市場でのレベル感
・コンサルと、その周辺の業界の業務イメージ
・就活においてこれからすべきこと
がイメージできるようになってきました。
と言いつつ、かなり焦っていたので、できることにはとりあえず手を出してみようといった感じでした。

12月

この地点でいわゆる総合コンサル、ITコンサル業界に志望が固まってきました。
早いところは本選考がスタートしていましたが、教授の目もありそこまで派手に研究室を抜けるわけにもいかなかったので、以下の基準で受ける企業を時期的に分散させることにしました。

① ワンキャリや外就で選考体験記を参考に、早く選考が終わりそうな企業→本選考
ex デロイト、EY、KPMG
② 3月解禁、かつ春インターン(1~2月)を開催している企業→インターン選考
ex 総研系
③ 本選考は始まっているが、もう少し後に動いても問題なさそうな企業→後回し
ex PwC、Accenture、IBM、IT系コンサル(シンプレクス、シグマクシス、フューチャー)

結果的に12月は、
・デロイト、EY、KPMGに本選考エントリー
・総研系のインターンにエントリー
・遅くまで採用活動をするであろうIT系の1dayに参加
といった感じで、ES書いてWebテ受けまくり、たまに1次選考のGDに行って経験値を貯める、といった月でした。
ES+Webテでちょいちょい落ちてへこんだり、はたまた受けた面接やGDはすべて通ったりして、ちょっと嬉しかったりしました。

1月

12月に出した企業の選考にひたすら行く、たまに通過したインターンに参加する1ヶ月でした。
後回しにしていた企業のESもちょいちょい出していました。

選考が早い企業はとんとん拍子に進んで、初めての内々定を貰ってウハウハしました。

2月

1月同様、出した企業の選考にひたすら行く、たまに選考通過したインターンに参加していました。
結構志望度の高い企業に早めにオファーをいただいたので、滑り止めと考えていた企業の選考はぼちぼち辞退もしました。

この頃にはいわゆる自己分析がかなり進んでいたので、聞かれたことに対して自分で固まったそれを参照して、正直に答えていた感じで、いくら詰められても面接は基本的に余裕でした。
結局面接で落とされたことは一度もなかったので、受けたら受けただけ通過して超楽しかったです。

2月末の地点で、このまま行ってもいいなと思う企業数社にオファーをいただいたので、就活を終わりにしました。
と言いつつ、3月の合説にはちょいちょい行ってみましたが、やっぱり興味がある企業はなかったので、やっぱり終わりにしました。

就活を終えてみて思うこと

コンサルとはいえ、総合コンサルの面接はほとんど普通の面接なので、「自己分析を固めて、"なぜそう思うのか?"に淀みなく答えられるか」に尽きたと思います。
ケースに重きを感じる企業はほぼなかったので、時間を割きすぎるのはコスパが悪い気がします。
もちろん、戦略志望の人はこの限りではありません。

【インターン/本選考体験記】アビームコンサルティング

アビームコンサルティング
”日本発グローバルコンサルティングファーム”を掲げる、日系総合コンサルです。
実際のところ、動いている案件の多くはSAP社製のERP(企業の基幹システム)導入案件なので、ITコンサルに分類されることもしばしば。
本記事では、アビームコンサルティングの選考をレポートします。

選考時期

19卒向けの新卒選考は、
・1次締切 12月下旬
・2次締切 1月下旬
・3次締切 3月下旬
・4次締切 4月下旬
・5次締切 5月下旬
というスケジュールでした。

選考フロー

通常の選考フローは
①ES+SPI
②ワークショップ(個人ワーク選考)
③マネージャーインタビュー
プリンシパルインタビュー
です。

詳しくは各項目で後述しますが、
①で全くカルチャーに合わない(ことを書いてくる)人/SPIがあまりにできない人をふるい
②で最低限の論理的思考力を確認され
③でアビームにマッチしているか見定められ(ここが肝)
④で今までの評価に間違いがなかったか確認される
こんな感じの選考だと思います。

ちなみに、戦略部門の採用は10月の秋インターン経由のみなので、戦略志望の方はご注意を。

選考体験記

私の場合、冬インターン落ち→本選考優遇という微妙に本流と違うフローでしたが、実質受けた選考は通常のフローと同じです。

インターンES (11月締め切り)

【設問1】大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)
【設問2】あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)
【設問3】アビームコンサルティングを志望する理由と、経営コンサルティングコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)

インターンは落ちているので偉そうにアドバイスを書くことはできませんが
・結論ファースト
・エピソードの具体的でわかりやすい記述
・設問に沿った回答

このくらいを守っていれば弾かれることはないのでは…

強いて気を付けたことがあるとすれば、
1. ESに沿って何かを聞かれるような面接はないので、ESだけでエピソードが完結して伝わるか
2. 冬インターンは選考直結なので、本選考同様に3つ目の設問はアビームのカルチャーとズレがないか

この2つだけは多少気を使いました。

SPIは、まず夏のインターン選考で提出したものが使われ、それが冬の基準に満たなければ、再度受験の案内が来るという仕組みでした。

結果

11月初旬の提出から3日後、メールで通過連絡。

インターン選考(ワークショップ)

実質個人ワーク選考。
4〜6人のグループで座り、各グループに1人ずつ若手コンサルタントが面接官として配置されていました。
・ワーク20分
・グループ内で発表1人3分(発表/質疑/振り返り、各1分ずつ)
・軽くフィードバック

時間までは同じグループの人と雑談して待っていました。

定刻になると、最初に10分くらいロジックツリーの使い方について講義がありました。
共通の段を同じレベルで合わせて~、分岐はMECEで~、みたいな説明。
この時期(11月)のインターン選考ということで、皆ケース対策はしているようだったので、講義担当のコンサルタントの方も、
「まあこの時期に来る皆さんは勉強してそうなので、こんな講義してもしょうがないかもしれないけど(笑)」
といった様子でした。
恐らく解禁日以降の本選考で遅めで受ける人たちは(ワンキャリなどを見ると)ケース対策をしていないことも多いようなので、遅い時期の選考では、「テクニカルな知識はなくても地頭で乗り切れる人は通過させる」役割を担っているかもしれません。

講義後、面接官のコンサルタントを交えてグループで自己紹介。
次いで、1人ずつ違うお題が与えられ、紙とペンを使って20分間ワーク。
“〇〇の売上を上げるには”、 “〇〇を普及させるには”といった、オーソドックスなお題がほとんどでした。

20分経過後、グループ内で1人ずつ発表。
雰囲気はかなり和やかでした。
最初の1分でまず自分からプレゼン、
次の1分で面接官やグループメンバーからの質疑応答、
最後の1分で質疑を踏まえて自分の反省・まとめ、といった感じ。

面接官からの質疑は
「これ、○○の視点抜けてるよね」みたいなズバリ指摘というより、
「A目線の視点は良いと思うけど、ほかに考えられる可能性はないかな?」といった感じの、
抜けを気づかせて、引き出してくれるタイプの質問が多かったです。
私から他メンバーに対する質問も、同じような雰囲気でするように心がけました。

私自身のワークは、今思い出してもワークの筋は悪くなかったと思いますが、いかんせん初めてのワーク選考で、質疑に上手く乗っかって、議論を深めることができませんでした。
グループの他のメンバーは、最初の雑談で、ベンチャーで長期インターンしてます!とか、ダブルヘッダーで今日このまま外コンの選考です!といった意識高いやつが多くて驚きましたが、正直みんな大したことなくて、「まあこんなもんか」と思いました。

終了後、ちょっとしたフィードバックと、社員への質問タイムの後、解散。

結果

3日後、メールでお祈り。
そのさらに次の日、「本選考はマネージャーインタビューからスタート」の旨、メールが。
「冬インターン(定員30くらい)は通せないが、本選考のワークショップの基準はクリアしている」人に対して、連絡が来たものと思われます。

本選考ES提出

先述の案内の後、改めて12月下旬までに本選考用ESを提出するよう指示されました。
マネージャーインタビューからのスタートは確約されていたので、ES自体が選考にかけられることはありません。

【設問1】大学時代にあなたが自分で考え行動し、結果(成果)を残した最も大きな経験を教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)
【設問2】あなたが一番苦労した場面と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。※大学入学以降の経験。入学試験は除く。(全角200文字以上400文字以内)
【設問3】アビームコンサルティングを志望する理由と、希望するコースで入社後、何を実現したいかを教えてください。(全角200文字以上400文字以内)

基本的に冬インターンのものをそのまま流用しましたが、
このあとESがそのまま面接の話題になるので、
1. 掘り下げて欲しい部分に若干の含みを持たせる
2. インターン以上にアビームのカルチャーに寄せた志望動機にする

この2点をポイントに、少しだけ書き換えて提出しました。

本選考の通常フローでは、ESとSPIがセットで評価されますが、「BCGで通ったSPIなのに落ちた」という話もちらほら聞きました。
ボスコンのSPIを通すほどの地頭があれば、そうひどい文章を書くとも思えないので、ESの2つ目のポイントは重要視されていると認識して良いと思います。
実際、内定後の人事からのフィードバックも、ESの内容を高く評価されたので、少なくともきちんと読まれていることは間違いありません。

マネージャーインタビュー

1月下旬、アビームオフィスのミーティングルームで、マネージャークラスの面接官と1対1。
軽く互いに自己紹介をしたあと、
前半30分くらいが、ESに沿った質問、
後半30分くらいが、逆質問で、合計1時間ほどでした。

前半は、ほとんどがESに沿った深堀。
非常に和やかで、詰めるような雰囲気はなく、その人本来の人となりを引き出して、それがアビームに合っているのかを見られている印象でした。
実際、面接官の方も、「毎回、あなたの考え方とアビームの考え方はここが違うように感じるけど、大丈夫?」といった質問はしている、と言っていました。

結論ファースト、要点をまとめて話し過ぎない、論理に矛盾や飛躍がないように答えるといった一般的なことと、
アビームの考え方をあらかじめ理解して、それとマッチしていることを織り込むよう心掛けました。

後半は逆質問。30分くらいあるので、質問はきちんと用意していくべきです。
アビームに関して私が持っている印象を言って、それを確認するような質問など、
「アビームについて調べることは調べてきて、そのうえで質問したいこと」といったトピックを持ってくるよう心掛けました。
いただいた回答を要約して私が理解できているか確認したり、気になったことを掘りさげて聞いていたら、あっという間に時間となり、終了。

結果

2日後、メールで。

人事からの電話

志望動機、志望度の確認、他社の選考状況を尋ねる電話が来ました。
そこで、プリンシパルインタビューの予約をします。
志望動機を聞かれるので、きちんと用意してきてくださいと言われました。

プリンシパルインタビュー

1月下旬、アビームオフィスのミーティングルームで、プリンシパル(役員)と1対1。
マネージャーインタビューと同様、
軽く互いに自己紹介をしたあと、
前半30分くらいが、ESに沿った質問、
後半30分くらいが、逆質問で、合計1時間ほど。

マネージャーインタビューより多少緊張感のある空気でしたが、怖い、詰められるというより、厳かという感じでした。

基本的にマネージャーインタビューの評価は担当プリンシパルに丁寧に伝えられているようで、それを踏まえたうえで、気になるところをかいつまんで聞かれる、といった感じでした。
意識したことは、マネージャーインタビューと同様です。

逆質問は、マネージャーインタビューで聞いたことをベースに、「あえてプリンシパルに聞きたいこと」をメインに用意しました。
気持ちよく話してもらって、気になるところを掘り下げるというのは、マネージャーインタビューと一緒です。

時間が来たところで、簡単なフィードバックを貰って、「人事を呼んできます」と言われ、終了。

結果

呼んできてもらった人事に、その場で内々定を告げられました。
ダメだと、人事との面談なし帰されるようです。

人事との面談では、ここまでの選考のフィードバック、志望度と現在の選考状況のヒアリング、内々定オリエンテーションの案内がありました。

内々定

他社選考も受け切ることを推奨されて、納得してうちにきてくださいと言ってくれました。
内定承諾後の課題は、
・簿記2級
基本情報技術者
・TOEIC730
です。揃ってないと入社できないということはないですが、新人研修のクラスがこれで決まるようです。

総括

ロジカルシンキングなどの能力よりも、"Real Partner"を掲げているカルチャーとのマッチが最優先されている印象でした。
事実、Big4やAccenture内定者でも、ABeamは落ちたという人には一定数出会いました。
そういった人たちは皆マネージャーインタビューで落ちたといっていたので、やはりここでカルチャーにマッチしているかが見られているように思います。